男性の加齢臭対策にボディソープは有効?加齢臭の原因と対処法を紹介!

2019.3.15 / MASTER
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加齢臭って自分ではなかなか気が付きにくいものですが、ふと枕カバーや衣服のニオイをかいだ時に、「なんだかオジサン臭い」などという経験をお持ちの方もいらっしゃることと思います。


そんな方のために、今回はなぜ加齢臭が起こるのかについて解説したいと思います。また、加齢臭への対処法や予防法も併せて紹介します。


加齢臭とは?


加齢臭に対してボディーソープは有効なのか、有効だとしたらどのようなボディソープを選ぶべきなのかを紹介する前に、まずは加齢臭とは何なのかについて知っておきましょう。


加齢にともなって発生する体臭のこと

加齢臭とはその名の通り、加齢にともなって発生する体臭のことを意味します。特徴としては、青臭いような脂臭いようなニオイがあげられています。


主に中高年以降の人に見られ、女性に比べると男性の方に加齢臭が目立つということですが、女性であっても皮脂の分泌量が多いような場合、加齢臭を発するリスクが高くなります。


加齢臭の原因

加齢臭の原因としては「ノネナール」という原因物質があげられています。ノネナールは大手化粧品メーカーである資生堂が発見したニオイ物質で、加齢臭という呼び名自体も資生堂によって名づけられました。


中年期以降になると脂肪酸の一種であるパルミトオレイン酸の分泌量が増してきますが、皮膚に存在している常在菌や過酸化脂質によってパルミトオレイン酸が分解されると、加齢臭の元となるノネナールが分泌されることとなります。


男女ともに40歳を過ぎる頃になると、パルミトオレイン酸のような脂肪酸が分泌されやすくなる上、皮脂が酸化することによって過酸化脂質を生じやすくなります。そのため、中年期以降に加齢臭が発生しやすいのです。


加齢臭が見られるやすいのは、皮脂の分泌量が多い場所です。身体の中でもっとも皮脂を分泌するのが頭皮であるため、加齢臭によって「枕カバーが臭う」といったことが起こりやすいのです。


その他の加齢臭が出やすい場所としては、耳の周りや首の後ろ、わきの下や背中、胸元といった上半身があげられています。


加齢臭が出やすい人

加齢臭が出やすい人としては、皮脂の分泌量が多い人があげられます。なぜなら、皮脂が酸化して過酸化脂質となることで、加齢臭の原因であるノネナールを生じやすくなるからです。


また、過酸化脂質はフリーラジカル(活性酸素)によって生み出されるため、活性酸素が活発に働くような人の場合、やはり加齢臭が出やすくなります。


活性酸素は私たちの身体を外部の侵入者から守ってくれる存在ではあるのですが、あまりにも大量に増えすぎると、今度は私たちの身体自体を攻撃し始めます。


活性酸素が増える「リスクファクター」としてあげられるのが「酸化」です。私たちの身体は酸化することによって老化します。それは、鉄が酸化して錆びるのと同じことです。


酸化する原因としては過度の運動やストレス、肉食中心の食生活、飲酒や喫煙の習慣、疲労や睡眠不足などがあげられます。


つまり、生活リズムが乱れていたり栄養バランスが偏っているような人や、生活習慣病の人(およびその予備軍)に加齢臭が見られやすいということなのです。


加齢臭を予防するためのポイント


加齢臭の特徴や原因について知って頂いたところで、次に加齢臭を予防するためのポイントについて見ていきたいと思います。ちょっとした工夫で加齢臭を予防することが可能となりますよ。


こまめに汗や皮脂を拭き取る

加齢臭を予防するためには、こまめに汗や皮脂を拭き取るように心がけましょう。皮脂を放置していると、ノネナールを発生させる元となる過酸化脂質が生じやすくなってしまいます。


夕方頃になると顔がてかってくるというような人の場合、過酸化脂質を生じるリスクが高くなります。オイリー肌の自覚があるような人は、こまめに皮脂を拭き取るようにしましょう。


また、汗自体には臭いがありませんが、汗と皮膚の常在菌が結びつくことで体臭を生じることとなります。そのため、こまめに汗を拭き取ることも重要です。


朝1分ほどシャワーを浴びる

朝1分ほどシャワーを浴びることも、加齢臭を予防するのに効果的です。特に汗をよくかく夏場などは、起床したらすでに汗でべたべたなどということも珍しくありません。


自分が汗っかきだという自覚のある人は、朝起きたら1分程度でいいのでシャワーを浴び、耳の後ろや首の後ろ、わきの下などの汗や皮脂を洗い流すようにしましょう。


朝が弱い人や忙しくでシャワーを浴びている時間などないという人は、タオルを濡らしたものを電子レンジで温め、加齢臭が出やすい耳の後ろや首回りなどを拭うとよいでしょう。


しっかりと入浴する

加齢臭を予防するためには、しっかりと入浴することも重要です。夏になると汗をかくからと言って入浴を避ける人もいますが、入浴を怠ると加齢臭を発するリスクが高くなります。


なぜなら、入浴してしっかり汗をかかないと、汗腺の機能が低下してしまうからです。汗腺の機能が低下すると、汗腺から老廃物を排出する機能も低下します。


老廃物が汗とともに排出されると、皮膚の常在菌と混じり合ってニオイの元となります。そのため、夏であってもしっかりと入浴し、汗をかいて老廃物を排出する習慣をつけておくことが重要なのです。


丁寧に身体を洗う

加齢臭が気になる場合、丁寧に身体を洗うことも加齢臭の予防につながります。特に加齢臭が出やすい耳の後ろや首周り、わきの下や背中などをしっかりと洗うようにしましょう。


衣類をこまめに洗濯する

身体を清潔にしていても、衣類をちゃんと洗っていなければ加齢臭予防が万全とは言えません。なぜなら、加齢臭は普段着ている衣類にもしみついてしまうからです。


シャツなどは毎日のように洗うと思いますが、ジャケットやスーツ、コートなどはそれほど頻繁に選択しないと思います。そのため、上着の襟もとなどに加齢臭がつきやすいのです。


加齢臭が気になるという方は、何着かのジャケットやスーツをローテーションさせて着るようにしたり、こまめにクリーニングに出したりするとよいでしょう。


加齢臭を予防するボディソープ選びのポイント


加齢臭を予防するためにはボディソープを使うのも効果的です。では、どのようなボディソープを選べばよいのでしょうか。


制汗作用のあるものを選ぶ

加齢臭を予防するためには、制汗作用のあるボディソープを選ぶとよいでしょう。汗自体にはニオイがありませんが、汗と皮膚の常在菌が結びつくことで、嫌なニオイを発してしまいます。


汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺の2種類がありますが、アポクリン腺から排出される汗にはたんぱく質や脂質、アンモニアなどが含まれており、それが皮膚の常在菌に分解されることで、特有のニオイを発することとなります。


お風呂でしっかりと身体を温めて汗をかいたら、その後に制汗作用のあるボディソープで身体を洗うようにしましょう。汗を抑えさえすればよいというものではありません。


殺菌作用のあるものを選ぶ

加齢臭を予防するためには、殺菌作用のあるボディソープを選ぶのも有効です。というのも、加齢臭の元となるノネナールは、パルミトオレイン酸が皮膚の常在菌によって分解されることで発生するからです。


殺菌作用のあるボディソープを選ぶ際には、「薬用」と書かれているものを選びましょう。なぜなら医薬部外品である薬用のボディソープには、身体を洗うだけでなく体臭の元となる細菌を除去する効果もあるからです。


3-3.消臭成分の配合されているものを選ぶ


ボディソープを選ぶ際には、消臭成分が配合されているものを選ぶのもよいでしょう。柿渋エキスやカテキン、炭などを配合しているボディソープがおすすめです。


加齢臭を抑えるための食習慣


加齢臭を抑えるためには、食習慣を見直すことも重要です。私たちの身体は食べたものからできており、体臭もまた食べたものに左右されます。


食物繊維を積極的に摂る

加齢臭を抑えるためには、積極的に食物繊維を摂取しましょう。体臭は主に皮膚由来のもの、内臓由来のもの、腸由来のものの3つに分けられますが、腸内環境が悪化すると腸由来の体臭がひどくなります。


加齢臭が中高年以降に多く見られるのも、偏った食生活やストレス、運動不足や血行不良などにより、腸の機能が低下していることも1つの要因となっています。


食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類がありますが、いずれも腸内環境を改善するのに効果的です。


不要性食物繊維には消化管内の水分を吸収して膨張し、ゆっくりと消化管内を進むという特徴があります。通常私たちが食べたものは、2時間から3時間胃にとどまるとされています。


そのため、不溶性食物繊維をたくさん摂取すると、胃の中で膨張するので満腹感を得られやすくなります。満腹感を得られれば食べすぎを抑制できるので、胃腸にかかる負担を減らすことが可能です。


不溶性食物繊維が腸管内で膨張すれば、腸管を刺激して便意を促すことも可能です。不溶性食物繊維が膨張することで、便自体もしっかりとしたものになります。


水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌のエサになるという特徴があります。また、水溶性食物繊維を摂取すると、腸管内の糖質が腸管に吸収されにくくなります。


食物繊維を積極的に摂取することは、腸内環境を改善して腸由来の体臭を予防するだけでなく、肥満の予防にもつながるので、特に中年期以降の男性におすすめです。


抗酸化作用のある食品を摂取する

加齢臭を予防するためには、抗酸化作用のある食品を摂取することも重要です。なぜなら、加齢臭はフリーラジカル(活性酸素)によって皮脂が酸化し、それがパルミトオレイン酸を分解、結果として加齢臭の元となるノネナールが産生されるからです。


抗酸化作用のある食品としては、ビタミンCやビタミンEを多くふくむものがあげられます。またポリフェノールにも高い抗酸化作用があることで知られています。


ビタミンCを多く含む食品としては柑橘類やイチゴ、ピーマンやアセロラ、キウイフルーツや柿などがあげられます。


ビタミンEを多く含む食品としてはアーモンドなどのナッツ類、いわし、モロヘイヤ、ウナギ、大根の葉っぱなどがあげられています。


ポリフェノールというと赤ワインやカカオなどが有名ですが、実は自然界に存在しているほぼすべての植物が、ポリフェノールを持っています。


植物が生長するためには太陽の光と水、二酸化炭素が必要ですが、太陽を浴びるということは、有害な紫外線に見を晒すということでもあります。


そこで植物はその身に抗酸化作用のあるポリフェノールを自生し、有害な紫外線から身を守っているのです。


そして、その抗酸化作用は植物を摂取した人間にも恩恵を与えてくれます。そのため、加齢臭を予防するためには赤ワインやカカオに限らず、積極的に野菜や果物を摂取するようにしましょう。


クエン酸を摂取する

クエン酸を摂取することも、加齢臭の予防につながります。私たちの体内には「クエン酸回路」と呼ばれるシステムがあり、糖や脂肪を分解してエネルギーに変えてくれています。


ところがクエン酸回路の機能が低下すると、体内に老廃物を生み出しやすくなります。老廃物は皮脂や汗と結びつくことでニオイの元となります。そのため、クエン酸を摂取してクエン酸回路を正常化させることが重要なのです。


クエン酸を多く含む食品としてはレモンがあげられます。レモンには抗酸化作用のあるビタミンCも含まれているので、日常の食事にレモンを上手に取り入れましょう。


糖質の摂りすぎに注意する

加齢臭を予防したいのであれば、糖質の摂りすぎに注意しましょう。なぜなら、糖質を摂りすぎてしまうと中性脂肪の量が増えるからです。


中性脂肪の量が増えれば、皮脂の分泌量も増すこととなります。それによってやはりノネナールが産生されやすくなり、加齢臭を発することとなるのです。


加齢臭を予防するための生活習慣


加齢臭を予防するためには、生活習慣を見直すことも重要です。健康な生活を心がけていれば、加齢臭のリスクも減少しますよ。


適度に身体を動かす

加齢臭を予防するためには、適度に身体を動かすようにしましょう。適度に身体を動かして汗をかくことで、体内に老廃物をため込むことを避けられます。


また、身体を動かすこと自体がストレスの発散につながりますし、血行を促進したり腸管に刺激を与えたりすることにもつながります。ただし、「ゼエゼエハアハア」言うほどの運動をする必要はありません。


お風呂で温まる

お風呂でしっかりと温まることも、加齢臭を予防するために重要です。お風呂で温まって汗腺からしっかりと老廃物を排出することで、加齢臭の元を断つことが可能となります。


しっかりと睡眠をとる

加齢臭を予防するためには、しっかりと睡眠をとることも重要です。なぜなら、睡眠にまさる休養法はないからです。


6.まとめ


加齢臭は中年期以降であれば誰にでも起こりうる生理現象ですが、皮脂の分泌量が多い人やストレスフルな人の場合、加齢臭のリスクが増すと考えられています。


皮脂の分泌量をコントロールするためにも普段から身体を清潔に保ち、ビタミン類を積極的に摂取するよう心がけましょう。健康な生活を心がけていれば、きっと加齢臭を抑えることができますよ。


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