メンズの毛穴黒ずみの改善は化粧水だけでなくスキンケアも重要

2019.3.8 / MASTER
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

毛穴黒ずみの改善は化粧水だけでなくスキンケアも重要

「毎日ちゃんと洗顔をしているのに、気が付いたら鼻に黒いぶつぶつが」…そんなお悩みをお持ちの男性もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

ただネット上にはたくさんの情報があふれていて、何を信じていいのか分からないという方も多いと思います。そこで今回は、そもそもなぜ毛穴が黒ずんでしまうのかを解説します。

その上で、毛穴の黒ずみを解消するためのメンズコスメ選びや、正しいスキンケアの方法などについて紹介したいと思います。


毛穴の黒ずみってなに?

毛穴の黒ずみってよく耳にする言葉だと思いますが、そもそも毛穴の黒ずみとは何のことを言うのでしょうか。また、なぜ毛穴が黒ずんでしまうのでしょう。


角栓のこと

毛穴の黒ずみの正体ですが、ズバリ「角栓」です。角栓とは、毛穴に皮脂や老廃物などが詰まって排出されなくなり、それが酸化して黒くなってしまったもののことを言います。

角栓が詰まることによって盛り上がった毛穴のことを「面ぽう(コメド)」と呼んでおり、そこに細菌が繁殖することによって、ニキビのできるリスクが高くなっていきます。


原因

毛穴の黒ずみの原因は角栓ができることによりますが、角栓はなぜできるのでしょうか。その原因としては、大きく分けて4つのことがあげられっています。

1つ目は皮脂の過剰な分泌によるもの、2つ目は皮膚を不潔にしていること、3つ目は皮膚が乾燥していること、4つ目は皮膚のターンオーバー(新陳代謝)の異常です。

皮脂の分泌量が過剰になってしまうと、皮脂が毛穴に詰まるだけでなく、ほこりや汚れなどが皮脂に付着して、それらも毛穴に詰まってしまうこととなります。

また皮膚を不潔にしていると、皮脂が毛穴に詰まりやすくなるため、やはり毛穴の黒ずみが目立つ結果となります。

皮膚にとってもっとも避けるべきことが「乾燥」ですが、皮膚の乾燥も毛穴の黒ずみにつながります。皮膚が乾燥すると皮膚の表面が突っ張ったような感じになります。

皮膚が突っ張ると毛穴が上下左右から引っ張られるため、結果として毛穴が開くこととなります。また、皮膚が乾燥すると外部の刺激から皮膚を守ろうと、さらに大量に皮脂が分泌されることとなります。

自分ではオイリー肌と思いこんでいる人の多くが、実は乾燥肌であるというケースもよくある話です。乾燥するからこそ皮脂の分泌量が増え、結果的にオイリー肌に見えてしまうという訳です。

最後に、毛穴の黒ずみの原因としてターンオーバーの異常があげられています。ターンオーバーとは皮膚の新陳代謝のことで、その周期が乱れることによってお肌にさまざまなトラブルを生じます。ターンオーバーについては次項で詳しく解説します。


皮膚のターンオーバーを知ろう

毛穴の黒ずみの改善など、スキンケアをおこないたいのであれば、まずはターンオーバーについて知っておくことが重要です。ターンオーバーについて知ることは、すべてのスキンケアの基本となります。


ターンオーバーとは

ターンオーバーは、皮膚の新陳代謝のことを意味します。新陳代謝とは、古いものが新しいものへと生まれ変わることです。

私たちが単に「皮膚」とか「お肌」などという場合、それは表皮のことを指しているケースがほとんどです。表皮は皮膚のもっとも表面にある、わずか0.2mmほどの厚みしかない組織です。

表皮はさらに「角層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」に分けられます。基底層では活発に細胞分裂が起こり、皮膚の「素」が作られています。

基底層で作られた皮膚の素は徐々に上層へと送られ、14層~15層からなる角層を構成します。角層はわずか0.02mmほどの厚みしかありませんが、その中に水分や油分が蓄えられ、私たちの肌を外部の刺激から守ってくれているのです。

角層はやがて垢として剥がれおちることとなります。頭皮から剥がれおちる角層のことを特に「フケ」と呼んでいます。つまり、フケは誰にでも見られるあたり前のものなのです。

ターンオーバーは一定の周期で起こるのですが、何らかの原因によってターンオーバーの周期が乱れると、本来であれば剥がれおちるべき角層が剥がれおちずに、毛穴に詰まってしまうことがあり、それも毛穴の黒ずみの原因となります。


年齢ごとのターンオーバーの計算法

皮膚のターンオーバーは、年齢を重ねるごとに周期が長くなっていきます。10代の場合、ターンオーバーは20日程度の周期となっており、20代の場合およそ28日周期となっています。

ところが30代になるとターンオーバーの周期が40日前後と、かなり長くなってきます。ターンオーバーの周期にももちろん個人差があるのですが、一般的に【年齢×1.5~2.0日】が周期となっているようです。

ターンオーバーの周期が長くなりすぎるのも問題ですが、あまりにも短いのも問題です。ターンオーバーの周期が短くなると、角層が未熟な細胞で構成されることとなり、やはり肌のトラブルが増えてしまいます。

ターンオーバーの周期を整える際には、自分のターンオーバーの周期を知った上で、その周期に近づけることが重要です。


毛穴の黒ずみに対してやってはいけないこと

毛穴の黒ずみが見られるようになると、ついつい気になってしまうものです。特に鼻の頭にできる毛穴の黒ずみは目立つので、なんとかしたいと願いあまり誤った対処法をとりがちなので要注意です。


指で押しだす

毛穴の黒ずみがみられる時に、指で毛穴をつまむようにして黒ずみを押しだすケースがありますが、毛穴の黒ずみを指で押しだすことは絶対に避けましょう。

皮膚にとってもっとも避けたいことの1つが「摩擦」です。必要以上に強い力を皮膚に加えると、角質細胞が傷ついてしまいます。


吸着力の強いパットで取る

毛穴の黒ずみがみられる場合に吸着力の良いパットなどで取るケースがありますが、やはり肌への刺激が強すぎるため、なるべく避けた方がよいでしょう。

特に敏感肌や乾燥肌、アトピー性皮膚炎などを持っている方は、パットによるダメージでお肌を傷つけてしまいがちです。


洗いすぎる

毛穴の黒ずみがみられるようになると、ゴシゴシと強い力で擦ったり、洗浄力の強いフェイスウォッシュなどで洗ったりするケースも見受けられますが、洗いすぎもやはりNGです。

特に合成界面活性剤などの強力な洗浄成分を用いて皮膚を洗うと、皮膚にとって必要な皮脂まで根こそぎ洗い流してしまい、お肌のバリア機能を損ねます。


ひげ剃りで剃る

毛穴の黒ずみがみられる場合、ひげ剃りで掻きだそうとするようなケースもありますが、当然のことながらお肌へのダメージが大きいのでやめましょう。


毛穴の黒ずみを解消する方法


それでは次に、毛穴の黒ずみを解消する方法について解説していきたいと思います。基本的には開いた毛穴を引き締めることが重要となります。


スキンケアを見直す

毛穴の黒ずみを解消するためには、スキンケアの方法を見直すことが重要です。特に男性の場合、フェイスウォッシュを用いてゴシゴシと顔を洗い、タオルで拭き取るようなケースが多いと思います。

まず、お肌にとって「乾燥」と「摩擦」がリスクファクターとなることを理解しておきましょう。皮膚が乾燥すると毛穴が上下左右から引っ張られることとなるため、毛穴が開いて黒ずみがたまりやすくなります。

肌に対して必要以上の摩擦を加えると、お肌のターンオーバーに悪影響を与える結果となります。スキンケアの第一歩が洗顔ですが、意外と洗顔で躓いている人が多いものです。

洗顔する際には、熱いお湯ではなく体温以下のぬるま湯で顔を洗うようにしましょう。体温以上の温度のお湯で洗顔してしまうと、皮膚にとって必要な皮脂まで洗い流してしまいます。

また、顔を洗う際や顔を拭く際に必要以上にゴシゴシと擦らないように気をつけましょう。洗顔料をしっかりと泡立て、泡で汚れを包み込むようなイメージで洗顔することが重要です。

タオルで拭き取る際もゴシゴシと擦るのではなく、タオルで余分な水分を吸収するように、優しく皮膚にあてがうようにしましょう。


化粧水を使う

男性の場合、洗顔をしたらそれでおしまいという人も多いと思うのですが、洗顔だけでスキンケアを終えてしまうと表皮に存在している水分が気化し、かえって皮膚が乾燥してしまいます。

洗顔を終えたら化粧水を用いて、お肌にうるおいを与えることが重要です。肌タイプごとにいろいろな化粧水が販売されているので、自分の肌タイプに合った化粧水を選択しましょう。


クリームや乳液を使う

洗顔をして化粧水をつけたらそれで終わり…ではありません。なぜなら、化粧水にはお肌にうるおいを「与える」効果はあるのですが、うるおいを「キープする」効果はないからです。

化粧水でお肌にうるおいを与えても、そのまま放置するとやはり気化して表皮から水分が奪われます。そのため、クリームや乳液を用いて毛穴の水分にフタをすることが重要なのです。

男性の場合、クリームや乳液を用いると「ベタベタするからイヤだ」という人もいるかもしれませんが、クリームや乳液を用いないと、かえって皮脂の分泌量が増え、毛穴が黒ずむリスクを高めるだけでなく、顔がテカテカして見えることにもつながります。


毛穴の黒ずみを予防する生活習慣

毛穴の黒ずみを予防するためには、日頃の生活習慣を振り返ることも重要です。というのも、ターンオーバーの周期は一朝一夕で元に戻るものではないからです。


脂っこいものを食べすぎない

毛穴の黒ずみは、毛穴に詰まった角栓によるものだということでしたが、角栓は過剰に分泌された皮脂や、皮脂と汚れが混じったものなどで構成されています。

そのため、皮脂を過剰に分泌させないことが重要となります。皮脂を過剰に分泌させるリスクファクターとなるのが脂っこい食べ物です。

特に男性の中にはお肉が好きという方も多いと思うので、脂っこいものを食べてはダメとは言いませんが、あまりたくさん食べすぎないように気をつけましょう。

脂っこいものをたくさん食べていると、毛穴が黒ずむリスクを高めるだけでなく、生活習慣病の要因ともなりかねません。

ある意味、毛穴の黒ずみが見られるということは、身体の内面にも悪影響が現れ始めているサインと言えるかもしれません。


ビタミン類を摂取する

毛穴の黒ずみを予防するためには、ビタミン類をしっかりと摂取するように心がけましょう。男性の場合、皮脂の分泌量の多さに悩まされている方もいらっしゃることと思います。

そのような方におすすめなのがビタミンB2です。ビタミンB2には脂質を代謝し、皮脂の分泌量をコントロールしてくれる働きがあります。

ビタミンB2を多く含む食品としては、レバーや卵などがあげられています。また、皮脂の酸化を防ぐためにビタミンEを摂取するのも重要です。

ビタミンEには高い抗酸化作用があるため、私たちの身体を酸化から守ってくれます。ビタミンEを多く含む食品としては、アーモンドなどのナッツ類やウナギ、大豆や緑黄色野菜などがあげられています。


睡眠をしっかりとる

毛穴の黒ずみを予防するためには、ターンオーバーの周期を正常に保つことが重要です。そのために大事なのが睡眠をしっかりと取ることです。

私たちの体内では寝ている間に成長ホルモンが分泌され、細胞分裂が活発になります。皮膚も基底層での細胞分裂によって生み出されるため、質の良い睡眠こそが、ターンオーバーの正常化につながるのです。

夜更かしは美容の大敵などと言われますが、それはなにも女性に限ったことではありません。男性の肌を美しく保つためにも、睡眠はとても重要なファクターとなります。


適度に運動をする

適度に運動をすることも、毛穴の黒ずみを予防することにつながります。身体を動かすと血行がよくなるため、全身の栄養状態が改善します。

皮膚の新陳代謝にとっても、血行はとても重要なファクターとなります。なぜなら、血液が全身に酸素や栄養、白血球などを送り届けているからです。


ストレスを発散する

ストレスは万病のもとなどと言われますが、皮膚にとってもストレスは悪影響を与える元となります。ストレスによって自律神経のバランスが乱れると、寝ている間の細胞分裂が不活発になります。

またストレスによって交感神経が有意になると、血管が収縮して血行が悪くなってしまいます。このように、ストレスは精神面だけでなく、肉体面にも多大なダメージを与えるのです。


6.まとめ

毛穴の黒ずみは角栓が元となっていますが、角栓は皮脂の過剰な分泌やターンオーバーの周期の異常などによって、発生するリスクが高くなります。


角栓は無理に取り除くのではなく、ターンオーバーの周期を元に戻し、スキンケア法を見直すことによって、根本から改善することが重要です。毛穴の黒ずみを取り除いて、美しい肌を手に入れてくださいね。


  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

NEXT 記事

毛穴黒ずみの改善は化粧水だけでなくスキンケアも重要「毎日ちゃんと洗顔をしているのに、気が付いたら鼻に黒いぶつぶつが」…そんなお悩みをお持ちの男性もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。ただネット...

あなたにオススメ

ビューティーのアクセスランキング

ページの先頭へ戻る